渋柿 苗木 富士柿 12cmロングポット苗 ふじがき カキ 苗 かき 富士柿は、11月に収穫する晩成品種です。
◆伏せて置くと形が富士山のように見えることからついた名前です◆ 90年ほど前に「蜂屋柿」の枝変わりとして発見されました。
果実は300g前後と大きいのが特徴で、糖度は16〜18度前後です。
そのボリューム感、富士山のような形がインパクト十分で、食べ応えがあります。
簡単に渋抜きできるカキです。
1本で結実しますが、2品種以上植えると、豊産性がよくなり、甘味も増します。
柿には栄養が豊富に含まれており、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く、どの品種にもペクチン、カロチノイド、ビタミンCを多く含みます。
ビタミンCは柿1個で一日の必要量をほぼまかなえるくらい含んでいるそうです。
◆育て方◆ カキは育てやすい品種で、家庭栽培向けといえますが、いくつか注意が必要な点もあります。
良く知られているように、柿には甘柿と渋柿があります。
甘柿の中には種があってもなくても甘い完全甘柿、種がないと渋くなってしまう不完全甘柿があります。
不完全甘柿を育てる場合には、雄花のついている枝を接ぎ木するか、‘禅寺丸’や‘筆柿’などの雄花がなる柿を近くに植えなければ種ができず、甘くなりません。
摘蕾・摘果を適切に行うことも大切な点です。
実をつけすぎると翌年の実つきが悪くなります。
枝の先の方に花芽がつくので、枝を剪定する時には先端部分を切りすぎないように注意が必要です。
植え付けは、水はけ・水もちがよければそれほど場所を選びませんが、日当たりの良いところを好みます。
秋〜梅雨位までに植え付けします。
9〜11月や、3月以降など、暖かくて葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
庭植えの場合は元肥を12月から1月にやります。
鉢植えの場合は2月くらいにやります。
追肥を庭植え、鉢植えともに7月、10月に施します。
有機物が良いでしょう。
落葉病やヘタムシなどの病害虫に注意してください。
柿の苗木は特に芽吹き時期が遅れることが多く、2年越しに芽吹く場合があります。
開花時期:5月 収穫時期:10〜11月 最終樹高:2.5〜3m 栽培適地:東北〜九州 ※写真は参考写真(見本)になります。
※植物ですので多少の個体差があります。
時期によって画像にある花や実、葉は付いてない場合があります。